日本の株価指数
こんばんは。ゆたです。
本日は株式投資をするうえで大切な株価指標である日本の株価指数について解説したいと思います。
日本の株価指数(インデックス)
株価指数とは、株式市場全体あるいは特定の銘柄グループの株価を平均化して、1つの数値に集約したものです。それらは一定のルールで計算が行われ、算出された数値が株価指数になります。日本では、代表的な株価指数として「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」などがあります。
日経平均株価とは
【日経平均株価の概要】
日本で最も有名な株価指数です。日本を代表する株価指数として国際的にも広く認められています。東証一部の上場企業の中から日本経済新聞社が選んだ225社の株式価格を平均した指数です。算出開始は1950年9月7日です。
【入替時期】
原則として年1回(毎年10月)です。市場の流動生や業種毎のバランスを考慮し定期的に見直されています。経営統合や上場廃止などの理由により欠員が出る場合には適宜入れ替えが行われています。
【日経平均株価を構成する主な銘柄】
225社にはどのような企業が選ばれているでしょうか。
例えば自動車業界ではトヨタ自動車や日産自動車など、電気機器業界では富士通やソニー、電力業界では東京電力や関西電力、通信業界ではNTTやソフトバンク等々、他にも様々な業界の皆さんが知っているような大企業で構成されています。
TOPIX(東証株価指数)とは
日経平均株価と並び、日本を代表する株価指数としてよく知られています。(TOPIXとはTokyo Stocx Price Indexの略)。東証一部市場そのものの大きさを表します。つまりTOPIXは東証一部に上場している全ての企業の時価総額の合計を基準に算出した指数です。算出開始日は1969年7月1日です。
【日経平均株価とTOPIXのパフォーマンスに差があるときは?】
この2つの株価指数のパフォーマンスに差があるときはどう考えれば良いのでしょうか?下にその解釈の例をあげてみました。
日経平均株価の上げ幅がTOPIXを上回るとき
・ファーストリテイリング(ユニクロ)やソフトバンクなど特定の銘柄の上げ幅が大きい。
・電気機器や情報、通信業などハイテク関連銘柄の上げ幅が大きい。
TOPIXの上げ幅が日経平均株価を上回るとき
・銀行、証券、商社、鉄鋼、陸運、電気、ガスなど、所謂伝統的な業種の上げ幅が大きい。
・時価総額が大きい銘柄の上げ幅が大きい 。
まとめ
日本の代表する株価指数として「日経平均株価」と「TOPIX(東証株価指数)」があります。経済全体の動向を知るためには、これらの株価指数の意味を知ることが大切です。「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」はそれぞれ計算方法が異なるために数値の意味も異なってきます。それぞれの指数の特徴や違いをよく確認し投資を行いましょう。
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